きぶねだいおう (貴船大黄) 

学名  Rumex nepalensis subsp. andreanus (R.andreanus)
日本名  キブネダイオウ
科名(日本名)  タデ科
  日本語別名  
漢名  尼泊爾酸模(ジハクジサンボ,níbóěr suānmó)
科名(漢名)  蓼(リョウ,liăo)科
  漢語別名  牛耳大黃
英名  Nepal dock
2007/04/06 薬用植物園

2009/05/10 薬用植物園 
2007/06/06 京都府立植物園

2007/06/07 薬用植物園
2006/06/22 薬用植物園
 真のダイオウ(大黄)は、ダイオウ属の 中国に産する Rheum officinalis。
 ギシギシ属 Rumex(酸模 suānmó 屬)については、ギシギシ属を見よ。
 和名は、ダイオウに似て、貴船で発見されたことから。
 漢名の尼泊爾は、ネパール。
 本州(京都盆地周辺・岡山県西部・広島県東端)に見られ、川辺に生える。絶滅危惧ⅠB
類(EN)。絶滅危惧IB類(EN,環境省RedList2020)。
 基準亜種 subsp. nepalensis(尼泊爾酸模)は、陝甘・青海・江西・兩湖・四川・貴州・雲南・チベット・ヒマラヤ・ベトナム・ジャワ・インドから、イラン・アラビア・小アジア・バルカン・イタリア・アフリカ・マダガスカルに分布。 
 中国では、Rumex nepalensis の根・葉を牛耳大黃(ギュウジタイコウ,niúĕr dàihuáng)と呼び薬用にする。『全國中草藥匯編 上』p.202
 また、羊蹄(ヨウテイ,yángtí)についてギシギシを見よ。

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